篠栗四国八十八ヶ所霊場第79番札所 補陀洛寺 ( ふだらくじ)

篠栗四国八十八ヶ所霊場の第79番札所であり、88ヶ所巡礼の最後を締めくくる“打ち納め”のお寺。JR篠栗駅から徒歩3分という好立地にあり、参道にお土産屋さんや旅館も隣接している、お参りにとても便利なお寺です。

駐車場 水道施設 売店 法要施設 水子供養

弘法大師の足跡をたどるため、篠栗四国八十八ヶ所霊場には毎年たくさんのお遍路さんが訪れますが、皆さんはお遍路用語で「打つ」という言葉をご存知ですか?

お遍路の「打つ」とは、実は「霊場を参拝する」という意味。
八十八ヶ所のすべてを一度の旅で廻ることを「通し打ち」、決められた順番通りに回ることを「順打ち」、逆に回ることを「逆打ち」と呼びます。

順打ちで最初に参拝する札所を「打ち初め」、最後に参拝する札所を「打ち納め」と呼び、すべてを回りきると「結願」(けちがん、結願成就)となりますが、篠栗四国八十八ヶ所の中でその打ち納めとなるお寺が「補陀洛寺」です。

補陀洛寺の大きな特徴は、打ち納めのお寺ならではのロケーション♪
JR篠栗駅から徒歩わずか3分の好立地にあり、無料の駐車場も併設。すぐそばにお土産屋さんや旅館などもあり、お遍路さんにとってとても便利なお寺なのです。

寺院名の「ふだらく」は、観音菩薩が住むという伝説がある“補陀洛山(補陀洛浄土)”に由来するとか。

本堂・大師堂ともに風格のある重厚な造りで、本堂の入口に掛けられた色鮮やかな五色の吹き抜きが印象的です。

閑静で落ち着いた雰囲気の本堂には、ご本尊の十一面観音菩薩様が鎮座されており、木のぬくもりのする内陣を仰ぎながら心穏やかにお参りすることができます。

打ち納めの札所ということもあり、お遍路さんの読経もひときわ高らかに響き、「巡礼の里・篠栗」ならではの特別な空気を体感できるのも魅力ですね。

補陀洛寺の村嶋巧雅(むらしま こうが)住職は優しい笑顔が優しい親しみやすい方で、参拝だけでなくご相談に来られる方も多いとか。

「お参りした方の心が穏やかになったり、願いが叶うことが私にとって何よりの幸せですが、私の役割は仏教の教えと信者さんの心を繋ぐことでしかありません。ですから出来るだけ参拝される方の目線に立って、背中を優しく押せるようなお話をしていますね」(村嶋住職)

補陀洛寺はそんなご住職の人柄を映し出すかのように、八十八ヶ所の巡礼を終えた達成感とともに、どこかホッと一息つけるような“結願の札所”にふさわしいお寺でした。

篠栗駅から徒歩わずか3分。旅館、お土産屋さんなどが並ぶ参道の一番奥に、補陀洛寺の境内が広がっています。

補陀洛寺まとめ1

たくさんのお地蔵様が見守る境内にゆったりと佇む風格のある本堂と大師堂――。 「うん!さすが打ち納めのお寺!」という印象です。

境内に入って右手には迫力たっぷりの不動明王が鎮座。 すぐ側にある大師像の背後にはたくさんのお地蔵様が見守っており、駅から3分とは思えないほど篠栗霊場らしい心落ち着く空間が広がっています。

本堂をお参りする際目に飛び込んでくるのが、堂々とした筆致で描かれた書の額。 真言宗の高名な僧が書かれたもので、本堂にひときわ風格を添えています。

本堂に上がらせていただいて…いざ取材!

補陀洛寺の村嶋住職は訪れる人を包み込むようなやわらかな雰囲気を持つ方。
今回、初めて訪問したにもかかわらず、とても親切に対応してくださいました。
(ありがとうございます!)

取材を通して心に残ったのは、ご住職の謙虚なお人柄。決して偉ぶらず腰の低い方ですが、大切にされている言葉が「和光同塵(わこうどうじん)」であると聞き納得しました!

和光同塵とは老子の言葉で、「おごり高ぶらず、才能や徳をひけらかさず、周囲と調和すること。そして仏教では仏・菩薩が知徳の光を隠して仮の姿となって、衆生を救うこと」を表すそう。うーん!ご住職にぴったりの言葉です。

人が集まりやすい便利な場所であるにも関わらず、飾らず、謙虚で、彼岸法要などのほかは派手な行事なども行わない補陀落寺は、心静かにお参りでき、心が優しく薙いでくるお寺。

お遍路はもちろん、ちょっぴり心が疲れたとき、忙しい日常を見つめ直したくなったときにも、ぜひ立ち寄ってみたいお寺です。

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近隣には旅館やお土産屋さんも♪とても便利なロケーションです。

補陀落寺に向かう参道にはお土産屋さん

店内には篠栗の特産物やお菓子、お子様のおもちゃまで所せましと並び、「どれにしよう」と目移りするほど♪広々とした駐車場も用意されているで、お遍路はもちろん、観光やドライブの際にも気軽に立ち寄ることができます。

そして、その隣には旅館「恵比寿屋」が。料金もお手頃ですので、お遍路や篠栗寺院めぐりの際は利用してみるのもいいですね♪

「ごりやく錫杖」に、打ち納めた後の金剛杖…補陀落寺ならではの見所も満載。

補陀落寺は本堂や大師堂はもちろん、庭や境内にも見所がいっぱい。賽銭箱の横には大きな錫杖、そしてその下には「ごりやく錫杖(しゃくじょう)」の文字が。
「まわして下さい」という指示に従ってくるくると回し合掌してみました。うん、ご利益がありそう!

その隣には88ヶ所を巡拝し終わった方の金剛杖が納められています。これも打ち納めのお寺ならではですね♪

庭には信者さんから奉納されたお地蔵様が、手入れの行き届いた木々に包まれて優しく微笑まれています。
境内の端の方にもお地蔵様が点在しているので、すみずみまでぜひ見て回ってくださいね。

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JR篠栗駅 徒歩3分

地図

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