篠栗四国八十八ヶ所霊場 第14番札所 ニノ滝寺 ( にのたきじ)

ミャンマー産のチーク材を使い、釘を一切使用せずに組み上げた風格漂う本堂。そして不動明王様の化身のように、激しい水しぶきを上げる二つの滝が印象的なニノ滝寺。お地蔵様や様々なお堂が配された境内には清らかな水音が響き、大自然のささやきに耳を傾けながら、心静かにお参りすることが出来ます。

駐車場 水道施設 売店 休憩所 法要施設 水子供養 送迎バス

●ミャンマー産チーク材を使った貴重な本堂

まとめ

篠栗四国八十八ヶ所・第14番札所のニノ滝寺は、篠栗の大自然に抱かれた、瀟洒なたたずまいのお寺です。

駐車場のすぐ下には観音堂が、そして坂道を下ると、赤と白の聖徳閣に見守られた本堂、大師堂、慈光堂、鐘楼堂、お稲荷堂、弁天堂、祖霊殿が立ち並んでいます。

開寺は慈光様という尼僧で、生まれながらに仏心を持たれ、生きとし生ける者すべてを慈しむ慈悲深い方だったとか。その志を受け継いだ桐生俊雅住職も高野山真言宗の布教師を務め、弘法大師の教えを説くべく幅広い活動を行われています。

平成4年に建立された堂々とした風格の本堂は、ミャンマー産のチーク材を使用した日本でも稀有な建物。

「チーク材は水や湿気に強く、滝のすぐそばにある当寺には最適な材木と言えます。
先代の住職が直接ミャンマーの政府高官と交渉して買い付け、宮大工が一切釘を使わず寄木で組み合わせて造り上げた非常に貴重な本堂なんですよ」と桐生住職は微笑まれます。
同じくチーク材を使った欄間にも見事な彫刻が!また天井は数百にも及ぶ灯籠で彩られ、欄間の孔雀とともに極楽浄土のような空間を描き出しています。

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●“感謝”の大切さを教えて下さるご住職の法話

ご住職は前述した高野山の布教師のほか、篠栗霊場会や観光協会の理事など地域でも活躍され、学校や公民館、老人大学などで講演をされることも多いとか。

「講演会と言っても難しい話はしません。内容は異なりますが、根幹にあるテーマは“感謝をすることの大切さ”。人は一人では生きていけないし、みんなに支えられてあらゆるものと関わりを持ちながら生かされている。だから人の命も自分の命も大切に生かしていかなければならないことを伝えていますね。」と桐生住職。

ニノ滝寺は心洗われるような滝の音と、美しい伽藍、そしてご住職のあたたかな思いが調和したとても素敵なお寺でした。

ニノ滝寺の境内に入った途端、清らかな水音が耳を撫で、凛と引き締まった空気に包まれていきます

水音にいざなわれながら慈光堂まで足を運ぶと――発見!
お寺の名前の由来にもなっているニつの滝が。岩と清流が織りなす景色は霊験さえも感じられ、お遍路疲れを癒すスポットにもなっているそうです。

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篠栗のお寺らしく、境内にはずらりと並ぶお地蔵様も!お地蔵様一体ずつお顔を拝見しながらお参りをすると…お一人お一人異なる素朴で優しいお顔に心がほっこり♪

本堂ではご要望に合わせて写経や瞑想なども行われていますが、BGMの「風のささやき」や「川のせせらぎ」を楽しみにされている方も多いそうですよ♪

「お大師様の言葉に“五大にみな響きあり”というものがあります。つまり五大(地・水・火・風・空)=大自然のすべての存在には音声の響きがあり、その音声は単に音のみではなく、大自然からの“メッセージ”であるということ。そのメッセージがまさに「仏様のことば」そのものだと受け止めることが出来ればどんなに素晴らしいことでしょうか」と桐生住職。

そんなご住職が大切にされていることをお尋ねすると――「出会いですね」とにっこり。熊本の震災ではボランティア活動も精力的に行われ、ご住職自身、被災地を明るく照らす子ども達の笑顔に「当たり前のことが本当は何より大事なことであり、今を大切に生きることの大事さを実感された」とのことです。

私たちの生活の中でも「人との出会いや自然とのつながりなど、すべてに感謝の気持ちを持って過ごすことが大切ですね」との言葉をいただきました。胸にしみます。

ニノ滝寺にご参拝の際は、ぜひ自然の音に耳を澄ませてみてくださいね。当たり前と思っていた大切なものに気づくかもしれません。

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美しい水しぶきをあげるニノ滝寺のシンボル。

不動明王様の化身のように、白い水しぶきを上げる二つの滝――これがニノ滝寺のシンボルです。

ご要望があれば滝行も行うこともできるそうですが、行場のお清めなど滝行の作法はきちんと守ることが原則。

「初めての方や心得てない方は不安でしょうし、体のバランスを崩す危険もあります。慣れないうちは必ず一緒に入りますね」(桐生ご住職)。

滝の水音と葉擦れの音、そしてやわらかな木漏れ日に包まれる、ヒーリング効果もありそうな“ニつの滝”。参拝の際はぜひお見逃しなく!

“豆のない豆まき”で賑わう「開運厄除け・星祭り大護摩法要」。

多くの檀信徒様や参拝客が集まり、ニノ滝寺の中で一番の大賑わいとなるのが2月の第一・第二日曜日に開催される「開運厄除・星祭り大護摩法要」です。

大護摩法要のほか節分の行事として豆まきが行われますが、ニノ滝寺の豆まきはなんと「豆のない豆まき」!!

「皆さんに豆菓子は用意しますが、それはお持ち帰りいただき、その場では皆さんに架空の桝を作っていただき、みんなで一斉に架空の豆を投げていただきます。本物の豆を投げるのはもったいないという発想で始まった行事ですが、全員で架空の豆を投げて、拾って――大いに盛り上がりますよ!」と桐生住職。

ニノ滝ならではの“エア豆まき”皆さんもふるってご参加くださいね!

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JR筑前山手駅 徒歩11分 (開運厄除・星祭り大護摩法要の際は送迎バスが運行します)

地図

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