福岡の「納骨堂」と「お墓」、どちらを選ぶ?

2021年05月19日

■納骨堂とお墓、両方の魅力とデメリットを知ろう

 

以前はご納骨先というと「お墓」一択でしたが、

最近では納骨堂、樹木葬、永代供養塔、散骨など多種多様な供養から選べるようになりました。

中でもいま福岡で多くの人に選ばれているのが「納骨堂」です。

納骨堂とは、簡単に言えばお墓の代わりに故人のご遺骨を納めるお堂です。

納骨堂は一般にお寺の敷地内に建っていることが多いのですが、

最近では霊園内に建てられた納骨堂や都心に建てられた機械式の納骨堂など様々なスタイルの納骨堂があります。

お墓、納骨堂、どちらにもメリット、デメリットがあります。

どちらが良いというものではなく、

自分のライフスタイルや考え方に合った納骨の形を選ぶことこそが大切でしょう。

 

今回はお墓と納骨堂、それぞれのメリット、デメリットについて簡単にまとめてみました。

 

 

■お墓について

お墓にはお寺が運営する寺院墓地のほか、民間霊園、地域の共同墓地、

地方自治体が管理する公営霊園などがあります。

日本で古くから受け継がれている埋葬の形態で、従来は家族ごとに受け継ぐ「継承型」のお墓が一般的でしたが、

現在では夫婦墓、一人墓など一代限りの「永代供養」タイプのお墓も増え、

合葬式のお墓や石を使わない樹木葬など、お墓の形も多様化しています。

 

 

お墓のメリット

●家族の個性を大切にしたオリジナルのお墓を建てることができる

●きちんとメンテナンスをすれば長く使うことが出来る。

●屋外なので、四季の自然を感じることができ、周囲を気にせずゆったりとお参りできる。

●先祖代々受け継がれていくので家族のきずなを感じることができる

●いつでも好きな時にお参りに行くことが出来る

●一般のお墓のほかに、家族墓、夫婦墓、樹木葬、合葬墓など様々な種類がある。

 

お墓のデメリット

●屋外なので定期的な清掃やメンテナンスが必須

●土地の使用料のほか、墓石代や工事費が必要となるため費用が高額となる場合がある

●お墓参りが天候に左右される。

●ご遺骨の移動の際はお墓じまいが必要となる。

 

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■納骨堂について

納骨堂は、ご遺骨を埋蔵するのではなく、ご遺骨を納骨壇などに収蔵する施設のことです。

昭和30年代から増加し、今ではお墓と並ぶ一般的な納骨方法となっています。

その種類は主に下記のようになります。

 

 

●「仏壇式」

縦長の納骨壇で、上に位牌を安置し下檀に骨壺を収めます。お寺の納骨堂などでは最も一般的なタイプです。

●「ロッカー式」

ロッカーのように横に並んだ個別の収蔵スペースに骨壺を収めるタイプです。

●「棚式」

家族ごとに仕切らず、棚に骨壺を並べて収蔵していくタイプ。永代供養の納骨堂などで多く見られます。

●「墓石式」

屋内に墓石付きの納骨壇を設置するタイプです。

「屋内墓地」とも呼ばれ、お墓と納骨堂の両方の魅力が得られます。

●「自動搬送式」

共同の参拝スペースが設けられ、ICカードなどを操作することでご遺骨やお位牌などが自動的に運ばれてきます。

土地の少ない都心部に多く、交通アクセスが良く利便性の高い現代風の納骨堂ですが

福岡県内ではまだ少ないようです。

●「合葬式」

縁のない他人のご遺骨と一緒に埋葬するタイプです。

個別のスペースを必要としないため価格は大変安価となります。

 

 

納骨堂のメリット

●お墓に比べて比較的安価な場合が多い。

●天候に左右されずにお参りができる

●ご遺骨の引越しが楽

●屋内なので汚れにくく、定期的な清掃なども必要ない

●墓所などに歩いていかなくて良いので体に負担がかからない

●民営の納骨堂の場合は交通の利便性の良い場所にあることが多い

 

納骨堂のデメリット

●同じ形の納骨壇が並び、好みや家族の個性で選ぶことができない

●線香や生花などのお供えができない

●参拝スペースがお墓に比べて狭い

●永代供養塔などの場合はご遺骨を前にしてお参りできない場合がある

●合葬式納骨堂の場合、一度収蔵するとご遺骨を取り出すことが出来ない

 

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これらは一般的な例であり、価格や内容などはそれぞれの墓所、納骨堂によって異なります。

まず大切なのはどのようなご供養の形にするかご家族でしっかり話し合うこと、

そしてだいたいの方向性が決まったら、実際に現地に見学に行って、

墓所や納骨堂の管理者から話をしっかりと聞いてから決めることです。

そのために焦らずじっくり検討するためにも、ぜひ生前にご購入することをおすすめします。

 

 

アノヨコノヨ編集部 河野

(終活カウンセラー1級、お墓ディレクター2級)