お墓のこと、永代供養のこと…今一度考えてみませんか?

2021年04月26日

■近年、福岡でも「永代供養」や「合葬墓」を選ぶ人が増えています。

 

2021年4月26日に福岡市立平尾霊園に合葬式墓所がオープンしました。

➡詳しくはこちら

今回の初回募集では、600体の募集に対しなんと3~4倍の2055件の申し込みがあったとのことで、

合葬墓に関する注目の高さがうかがえます。

 

 

それと同様に近年人気を集めているのが「永代供養」。

福岡市立平尾霊園は他の人のご遺骨と一緒に埋葬をする合同墓ですが、供養は行われないため

永代供養墓ではありませんが、福岡の霊園やお寺では永代供養のお墓や納骨堂が急増しています。

 

■福岡の霊園やお寺で永代供養が選ばれる主な理由をピックアップしました。

①「お墓の後継者がいないが、お墓を無縁墓にしたくない」

②「供養やお墓の管理が難しいので、霊園やお寺におまかせしたい」

③「一人暮らしなので自分が亡きあとのことが心配」

④「お墓のことで子どもたちに迷惑をかけたくない」

 

①~③についてはこれまでもお寺や霊園に寄せられていたお悩みで、

永代供養はその解決策となってきました。

 

しかし、近年増えているのが④で、料理雑誌オレンジページのアンケートによると

「お墓についての悩みや心配事があるか」というアンケートの質問(20歳以上の女性960人が回答)について

既婚女性の半数が「将来、自分の子どもにお墓のことで迷惑をかけたくない」と答え、

全体のトップも「子どもへの負担」だったそうです。

つまり、自分が亡くなったあとに子どもにお墓の維持・管理で苦労しないだろうか…と思案した

親心で「永代供養」を選ぶ人が増えているのですね。

 

しかし、それについてこんなポスターを見つけました。

 

ポスター

↑クリックして拡大してみてください

 

これは愛知県名古屋市の光徳石材さんのつなぎ手プロジェクトのポスター。

 

「私」の葬儀は簡素でいい

「私」は散骨でいい

「私」の墓参りはしなくていい

「私」の墓が負担になっている

「私」を想って集まる法事はいらない

 

最近よく聞く言葉ですね。自分が亡くなったあとのことは気にせず、

遺されたみんなで幸せに過ごして――という優しい母心に聞こえます。

 

しかし上の言葉の「私」を「子ども」か「お母さん」に変えると、

まったく違って聞こえます。

「そんなことはない。負担なんてことない。ちゃんとしてあげたい」と言いたくなります。

 

もちろん、簡素な葬式の方がいい方、散骨を望んでいる方はそれで良いのですが、

「自分のことで負担をかけたくない」と考えている方は

その「負担」が、本当に家族にとって「負担」なのか。

本当は家族は供養をしてきちんと偲びたいと思っているのではないかなど今一度考え、

ご家族で話し合ってみるのも大切かもしれませんね。

 

アノヨコノヨ 編集 河野(お墓ディレクター2級、終活カウンセラー1級)

 

お墓参りする子どもたち