福岡の納骨堂の選び方。永代供養と普通の納骨堂の違いは?

2020年11月10日

■福岡で納骨堂の購入を考えている方に。

お墓や永代供養との違いなど、気になる疑問を解決します。

 

「納骨堂」という言葉はもちろん聞いたことがあると思います。

しかし、

「お墓と納骨堂、結局どちらがいいのかな?」

「納骨堂が欲しいけど、納骨堂によってかなりお値段が違うのはどうして?」

「納骨堂を持ってるけど、管理費を支払う後継者がいなくなったあとはどうなるの?」

などの疑問をお持ちの方も多いのでは?

そこで今回は納骨堂、お墓、永代供養などの疑問についてQ&A方式でお答えします。

 

 

Q.納骨堂とお墓の違いは何?

 

簡単に言えば「お墓は“屋外”で、納骨堂は“屋内”でご遺骨を保管する場所」です。

イメージとしてはお墓は「一戸建て」、納骨堂は「集合型のマンション」というところでしょうか。

区分としてはお墓は「ご遺骨が永遠に眠る場所」、納骨堂は「一時的なお骨の保存、預け置く場所」となりますが、

納骨堂もお寺などの施設・設備が続く限り利用することができます。

納骨堂の魅力は天候に関係なく、春夏秋冬いつでも気軽にお参りができること。

お掃除などの負担も少ないため忙しい現代人の間で人気を集めています。

最近ではエレベーターなどを設置したバリアフリーの納骨堂やエアコンなどを完備しているところもあり、

より快適にお参りができるようになっています。

 

宗念寺納骨堂宗像市)

天井が高く、星が降ってくるかのようにライトが配置された幻想的な納骨堂/宗念寺(宗像市)

 

●お墓と納骨堂、選ぶならどちらの方がいいのでしょうか?

 

結論から言うと、お墓、納骨堂、それぞれに特徴があり、またそれぞれメリットデメリットがあります。

例えばお墓の場合はいつでも好きな時にお参りに行くことができ、

青空に包まれた爽やかな環境のもとで、家族の想いをこめた世界に一つのお墓を建てることができます。

しかし、お掃除も必要ですし、天候が悪い時はお参りも大変です。

 

一方で納骨堂は決められた時間以外はお参りできない場合もあり、納骨壇も他の方とほぼデザインです。

しかし、お掃除の必要はほぼなく、天候に左右されず快適にお参りが出来ます。

 

「どちらがいい」ということはなく、双方の長所・短所を理解したうえで

自分や家族にとってどちらの方が適しているのかで選びましょう。

また施設ごとにそれぞれ特徴が異なりますので、実際に見学に行ってから決めてください。

 

 

Q.お墓と納骨堂、価格はどちらが安い?

 

2019年版 一般社団法人全優石の2019年度版お墓購入者アンケート調査結果によると

墓石購入価格は160.7万円。

納骨堂は80万円~120万円程度のところが多いので、お墓の方が少々高額になるかもしれません。

しかし、最近では80~100万円程度で建立できるお墓も増えていますし、

最大納骨数も納骨堂より多く設定されている場合が多いようです。

またお墓でも樹木葬や永代供養墓などの場合、価格が安価な場所が多いようです。

納骨堂もお墓も施設によって価格が大きく異なりますので、まず各施設に問い合わせてみましょう。

 

 

Q.お墓や納骨堂がほしいけれど、自分たち亡くなったあとはどうするの?

 

「お墓や納骨堂が欲しいけれど、子どもたちがずっと福岡にいるとは限らないし、将来負担を掛けたくない」

「先祖からのお墓があるけど、子どもがいないので無縁になってしまうのが心配…。」

などという声をよく耳にします。そうしたお墓や納骨堂の後継者でお悩みの方に注目されているのが永代供養です。

 

永代供養は最初からお墓や納骨堂に永代供養が付いていて、

最終納骨者を納骨して一定期間経過後に合葬墓に移されるものもあります。

しかし、最近では普通のお墓や納骨堂をお持ちの方が、

管理費をあらかじめ一括払いすることで永代供養付きにできるお寺や霊園も増えています。

施設によって異なりますのでまずはお問合せください。

 

 

Q.納骨堂選びにはどんなところに注意をしたほうがいい?

 

納骨堂選びにあたっては、次の項目を必ず確認しましょう。

①場所 

お参りに行く際の距離は?交通アクセスは?

②宗旨宗派 

お寺の場合、宗旨宗派は?檀家になる必要は?

③費用 

最初にかかる費用は?年間管理費や護持会費は?納骨料金は?

④参拝形式 

納骨壇の前で参拝できるのか?お花やお供えなどはできるか?お参りの人数が多い場合狭くないか?

⑤(永代供養の場合)個別安置の期間・個別安置が終わったあとの収蔵先 

個別安置期間は何年くらいか?最終納骨者が納骨されるまで管理費は支払いが必要か?期間終了後の収蔵場所は?

⑥遺骨の収蔵個数

遺骨は何寸壺で何個まで収蔵できるか?

 

何より一番大切なことは「実際に見学に行くこと」です。

 

ホームページやパンフレットでは良い点ばかり強調して書かれていますが、

「実際に見学に行くと思った内容と違っていた」ということも良くあります。

見学の際は納骨堂内の様子やトイレや休憩所が近くにあるのか、空調はどうか、段差が多くないか、

空調管理はきちんとできているか、お寺の住職や施設の管理者の対応はどうかなど、

ホームページでは書いていないことまできちんと確認しましょう。

 

美しい納骨壇が並ぶ納骨堂(興禅寺/北九州市戸畑区)

 

アノヨコノヨ編集/河野(お墓ディレクター2級、上級終活カウンセラー)