幻住庵秘蔵の仙厓さんの絵を拝見させていただきました!

2018年11月20日

11月20日 本日の新着情報

 

延元元(1336)年に禅僧・無隠元晦によって開山された名刹・幻住庵の敷地内には、書画やユーモラスな逸話などでも知られる聖福寺の仙厓和尚がかつて隠居された虚白隠が静かに佇んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代には仙厓和尚の書画を見るために全国からたくさんの人が訪れたとか。

さらに昭和には内閣総理大臣の犬養毅氏や画家の冨田溪仙氏も訪れたと言われ、敷地内には仙厓和尚の絵のコレクターとして知られる出光興産の創業者・出光佐三氏が寄贈した「仙厓堂」もあります。

仙厓堂には仙厓和尚の様々な作品が展示・一般公開されていましたが、2005年の福岡県西方沖地震によって建物が損壊したため現在、展示はされていないとのこと。しかし美術館などからの依頼に対しては快く貸出しをされているそうです。

その仙厓和尚の禅画が東京の府中美術館にて公開されることになり、図録に掲載する写真の撮影が幻住庵にて行われました。

光栄なことにアノヨコノヨスタッフもその撮影風景に立ち会わせていただくことができ、

アノヨコノヨの読者の皆様のために写真を撮らせていただきましたよ~(⌒∇⌒)

 


 

今回展示されるのは大作の「寒山拾得豊干禅師図屏風」。

武士にも町民にも分け隔てなく接し、町衆から「博多の仙厓さん」と呼ばれ親しまれた仙厓和尚の画は、「厓画無法」(自分の絵に決まりなどない)として、軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)でひょうひょうとした画法が特徴です。

この「寒山拾得豊干禅師図屏風」も、仙厓さんの遊び心とおおらかさが存分に発揮された作品として、愛好家にも愛されている作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影は本堂の中でこんな感じで行われました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも貴重な作品を見せていただきましたよ!

下の写真は「円相十二支図」

禅の悟りの象徴とされる円相に印象的なの十二支図が描かれた素晴らしいつい立です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに来年の干支である猪はこんな感じ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい立の裏には円の中に描かれた「夢」の書。もちろん、仙厓和尚の書です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十二支と夢――仙厓和尚のあたたかさを感じますね。

 

こうした作品をじかに見ることができる企画展「へそまがり日本美術」は

2019年3月16日(土)~5月5日(日)まで、東京の府中市美術館で開催されます。

仙厓和尚の絵画だけでなく、中世の禅画から現代のヘタウマまで、日本の美術史に点在する輝かしくも悩ましい「へそまがりの感性」とも呼べる作品が一堂に会するそうです!

少し遠いのですが…関東にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

 

 


春の江戸絵画まつり へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで

会期/2019年3月16日(土曜日)から5月12日(日曜日)まで

休館日/月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火曜日)

開館時間/午前10時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)

観覧料/一般700円、高校生・大学生350円、
小学生・中学生150円

府中市美術館

 〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) 電話:042-336-3371(代表)

 

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