もうすぐお盆!家族でお墓まいりに出かけませんか?

2018年08月02日

8月2日 本日の新着情報

まもなくお盆。

お盆というと子どもの頃から故郷やおじいちゃんおばあちゃんのところを尋ねて、家族いっしょにお墓や納骨堂にお参りに出かけ、ご先祖様にお手を合わせてきました。

あまりに当たり前のように行ってきた行事ですので、疑問に思うことすらありませんでしたが…

お盆とはそもそも何なのでしょう?

そしてお盆とは本来どういうことをすべきなのでしょう?

お墓参りの際にはどのような注意が必要なのでしょうか?

 

そんな素朴な疑問を簡単にまとめてみました(⌒∇⌒)

 

●お盆っていつのことを言うの?

実は地域によって異なります。九州では一般に8月13日~16日の旧盆(月遅れのお盆)を指しますが、東京や一部地域では7月の新盆で行われているところもあります。

 

お盆の入りは、九州や福岡の場合は8月13日で中日は8月15日、盆明けは8月16日となります。

お盆は、先祖や亡くなった方が浄土(あの世)から戻ってくる期間ですから、ご先祖様の霊が迷わないように迎え火を焚き、盆明けの8月16日の夕方には送り火を焚いてご先祖様の霊をお見送りします。

 

もちろん、迎え火、送り火は絶対にしなければいけない…というものではありませんし、地域の風習やご家庭によって早めに迎え火をしたり調整をすることもあります。

 

●お盆の準備はどんな風にするべき?

まずはお花やお供え物、ろうそくやお線香などの供養に必要なものを揃えておきましょう。

また送り火に精霊流し・灯籠流しを行う場合は、精霊船や灯籠の準備しておきます。

実は仏教だけでなく神道でももお盆はご先祖を供養するための大切な行事のひとつなんですよ。

神道の場合、神饌物として季節の果物やお神酒、お米などをお供えします。

 

 

●お盆の時期に行う盂蘭盆会や施餓鬼ってなに?

お盆を「盂蘭盆会」と呼ぶこともあります。しかしそもそも盂蘭盆とは何でしょう?

実は「盂蘭盆」とはインドのサンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」から来た言葉だと言われています。えっ!逆さ吊り…?なんか物騒ですね。

実はこの盂蘭盆会にはこんな由来があるのです。

お釈迦様の弟子のひとりが地獄に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいました。なんとか母親を救いたいとお釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう」と言われたそうです。弟子はその教えに従って行動したところ、その功徳によって母親は極楽往生が遂げられたとか。

この盂蘭盆会の行事が日本の祖霊信仰と融合して、お盆の風習が生まれたと言われています。

お盆の時期に行われる仏教行事「施餓鬼」も、無縁仏や供養されない精霊や衆生に対して食事を施して供養する法要です。

 

●お盆のお墓まいりについて

お盆は家族そろってお墓まいり――子どものころから当たり前のように行っていることですが、13~16日の4日間のうち、いつ行くのがベストなのでしょうか?

実はお墓参りするなら盆の入り・迎え盆の13日が良いと言われています。お盆の初日にご先祖様をお迎えに行くためにお墓参りするわけですね。

しかし大切なのはお墓参りをする気持ち。他の日でも問題はありませんよ。

 

●お墓参りでやってはいけないことってある?

 

〈線香やろうそくの火を口で吹き消す〉

仏様に備える火を人間の口で吹き消すのは穢れた行為となります。

 

〈墓石にお酒をかける〉

「亡くなったおじいちゃんはお酒が好きだったから…」と言って墓石にお酒をかける方がいますが実はNG。

墓石が傷みやすくなりますし、衛生的にもよくありません。

 

〈お供えものは持ち帰りましょう〉

食べ物などをお供えしたまま帰る方もいますが、カラスや野良猫などに食い散らかされてお墓の周りを汚してしまう恐れがあります。必ず持ち帰りましょう。

 

●初盆はどんな風に迎えるの?

その年に亡くなった方が四十九日を過ぎ、初めて迎えるお盆を「新盆」「初盆」と言います。

初盆にはお寺の僧侶を読んで読経をあげてもらったり、身内や親せき、故人の友人・知人などを招いてご法要を行うのが一般的です。

この時期、僧侶は大変忙しいので早めに予約を入れておきましょう。