樹木葬について

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樹木葬・散骨について

近年話題になっているのが「自然葬」と呼ばれる埋葬方法です。

自然葬とは、従来行われている墓石等を用いて遺骨を管理する葬法とは違い、遺骨を直接自然に返したり、墓標として人工物を用いないものなどをいいます。
お墓でなく、海や山などに遺骨を返し、自然の循環の中に回帰していこうとする葬送方法です。
大きく捉えると、散骨、樹木葬以外にも、風葬、鳥葬、水葬なども自然の中に返していく葬送方法ですね。 日本でも昔は遺灰を野山に返したり、遺体を川や海に流したりしていた歴史もあります。 ただ、現在は法律で規制されており、「埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない」(墓地、埋葬等に関する法律)、また刑法で「遺骨遺棄罪」というものもありますので、自然葬は難しくなってしまいました。

近年、その自然葬が脚光を浴びています。 理由は様々だと思いますが、ライフスタイルの変化などによって自然葬のみならず葬送方法は時代とともに変化しています。
新しい動きとして、ここでは樹木葬と散骨を取り上げ、ご紹介したいと思います。

その前に1つだけご説明しておかなくてはいけません。
樹木葬と散骨について同じものだと思われている方もいらっしゃいます。 特に木の根元に散骨する、散骨した場所に植樹する、樹木葬として焼骨を埋葬するなど同じことのように感じます。 樹木葬と散骨が大きく異なる点は、 樹木葬は墓地として認められている土地に埋葬するお墓であるということです。
樹木葬と散骨、似ているようですが異なるものですので、混同なさらないようにお気をつけください。

1. 樹木葬ってどんなもの?

樹木葬とは、樹木を墓標とする葬法のことです。 同じ自然志向の葬法でも、散骨は墓を作りません。また、墓地以外に遺骨を埋めてはいけないとする...

2. 散骨について

今までの日本では、それぞれに家墓をもつのが主流で一般的だと思います。 しかし、最近は生涯独身で過ごしたり、子どもがいないご夫婦など...

3. 樹木葬や散骨のお金のお話

今までの日本では、それぞれに家墓をもつのが主流で一般的だと思います。 しかし、最近は生涯独身で過ごしたり、子どもがいないご夫婦など...

4. 福岡の樹木葬、散骨事情

今までの日本では、それぞれに家墓をもつのが主流で一般的だと思います。 しかし、最近は生涯独身で過ごしたり、子どもがいないご夫婦など...

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樹木葬ってどんなもの?

樹木葬とは、樹木を墓標とする葬法のことです。
同じ自然志向の葬法でも、散骨は墓を作りません。また、墓地以外に遺骨を埋めてはいけないとする「墓地、埋葬等に関する法律」の範疇外で行っているのに対して、樹木葬は法律上「墓地」として許可された区域に「樹木葬」という形式の墓をつくっている点で異なっています。
樹木葬も様々な形式のお墓のうちの1つなのです。

ここでは、まだまだ新しい葬法である樹木葬についてご説明していきます。 ただし、すべての樹木葬の施設において個々に違いがありますので、ここでお話しする内容はご案内程度の内容です。

樹木葬の歴史と成り立ち

日本で樹木葬が最初に誕生したのは、1999年岩手県一関市でした。
祥雲寺のご住職の発案により、新たに山林を購入、開発してその土地に遺骨を埋葬して樹木を植えたそうです。 現在はその墓地が知勝院という宗教法人となって独立し運営されているそうです。コンセプトは「花に生まれ変わる仏たち」ということで、花の咲く樹木を植えていきました。 27000平方メートルの広大な敷地を有し、現在も募集が続いています

そもそもなぜこのような形の葬法が生まれたのでしょう。
当時、海に遺骨を撒く「散骨」が話題になりました。海に散骨する一方で、山への散骨を希望する人も出てきました。 ただし、法律によって遺骨を墓地以外の場所に埋葬することは禁止されていますので、新しい埋葬方法が求められていた時期でもありました。そういった時代背景と、山林の保全、自然回帰志向などの様々な要因から、樹木葬は誕生したのです。樹木葬の考え方は、荒廃した元里山林を所有しており、かつ里山保全のあり方に問題意識を抱いていた郊外の寺院に注目され、緩やかに全国的に広がっていきました。そもそも樹木葬は、郊外地の里山林を保全・再生し、自然にかえることのできる葬送方法のなのです

樹木葬が誕生した目的

植物景観の育成・保全が埋葬と同等の目的となる
敷地が恒久的に自然保護地となる

一度墓地として遺骨を納め、樹木を植えたところを掘り返して開発しようとすることはほとんどありません。 また、開発しないようなところを樹木葬墓地としていきました。
樹木葬は、個人的な埋葬を通して自然を保護・保全するという公共的な価値を創出する埋葬法の1つだといえます。

樹木葬の種類

樹木葬は自然保護や自然回帰の流れから誕生したのですが、より自由な葬送のあり方を求める人々の関心を集め、樹木葬墓地自体も当初の考え方からアレンジされ、様々な形態が登場しました。 もともとは山林を利用したものが始まりですが、現在は墓地としてきれいに整地され区画が割り振られた場所に植樹する方法もあります。
ここでは大きく2つの種類に分けてお話します。

里山型

自然の里山に埋葬する方法です。 山林を保持するという社会貢献をしているものもあります。 伐採され、木々がなくなった山を買い取ったり、手入れのされていない荒廃した里山を整備して樹木葬墓地として植樹したりした土地を利用しています。 その社会貢献や思想などは素晴らしく、自然を満喫できることでしょう。 人間も自然のものであり、死後は土に還るのが自然でいいと考える方にはこの形態をおすすめします。 コンクリートは使わず、墓標もおかず、骨壷にも入れることなく、自然に土に還ることができます。
ただし、難点もあります。

・ 周囲の環境に合った樹木しか植樹できない。
・ 山中にあることが多いのでお参りしづらい。
・ 樹木の手入れがやりにくい。
・ 人通りが少なく、荒らされる心配がある。

公園型

寺院や霊園が整地した、緑あふれる公園のようなエリアに埋葬する方法です。
この場合、お骨を埋葬した場所に植樹という形式ではなく、大きなシンボルツリーの周囲を区画割して分譲することが多いようです。 区画はきちんと決められており、1区画に納めることができるお骨の人数が決められています。

場所によっては骨壷のまま納めることもできます。

里山型と違うのは、墓標などにお名前を刻むこともできることです。 人工物を排除して自然に返して山林保全を目的とする里山型と異なり、公園型は小さくてもお墓がほしい方、後継者がいないので自分たちだけが入れるお墓を探している方など、自然に還ることとの両立を考える方が多いのではないでしょうか。 きれいに整備されており、区画もわかりやすく、お参りに困ることはほとんどありません。 また、植えられる樹木も、花が咲くようなものが多いです。
特に人気なのは、桜。
大きな一本の桜の木の周りにたくさんの方が眠っているというものです。 その他、霊園などでは薔薇の花壇を作ったり、美しい墓地になっているところもあります。
ただ、自然回帰や環境保護の思想などはあまり強く打ち出されていないように思われます。
公園型の難点。

・ 好きな樹木を植樹することはできない
・ やり方によっては土に還ることができない
・ 大勢の人と一緒に眠ることになる
・ 森林保全などの社会貢献は難しい

樹木葬で使用される樹木の種類

使用される樹木はご自身で選ぶことができるところもありますし、あらかじめ決められていることもあります。 よく使われる樹木は以下の通りです。

ハナミズキ  サルスベリ  モミジ  ヤマツツジ  エゾアジサイ  ウメモドキ  ブナ  カラマツ  ポプラ サトザクラ  ヤマザクラ  フジザクラ

低地で生育する低木が多いですが、広葉樹などもあります。 里山型ですと、周囲の環境に配慮した樹木を選ぶ必要があります。 寺院や霊園の整地された敷地では、桜、薔薇、エリカなどを用いることが多いようです。

樹木葬のメリット・デメリット

おおむね樹木葬は永代供養墓であることが多いです。 樹木葬を選ぶ = 継承者の心配はない ということになります。

どんな方が樹木葬を選んでいるのでしょうか。 いくつか例を挙げてみます。

家族が代々受け継ぐお墓は必要ない
夫婦だけ、自分だけのお墓がほしい
自然環境を守りたい
ロハス、グリーンツーリズムのように自然回帰に関心がある
大好きな木々や自然に囲まれて土に還りたい
大げさなものは必要ないが墓があるといい
家族ではない人と一緒のお墓に入りたい(事実婚、友人など)

永代供養であることを重要視されている方、自然にやさしいことに重点をおいている方、様々です。 それがそのままメリットとなるのではないでしょうか。

反対に不都合な点があります。

永代供養であること、土に還すことが特徴である樹木葬は、改葬ができません。 後から継承したくなったとしても、できないことが多いです。

樹木葬のメリット

永代供養なので後継者の心配がない
宗教宗派を問わない
家族以外の人とも一緒に眠ることが可能
墓石を利用しない分価格が安価
お参りの人の負担が少ない
土に還りたい気持ちを精神的に満足させることができる

樹木葬のデメリット

土に還す永代供養であるので、後にお骨を取り出して改葬することが難しい(不可能)
継承はできないことが多い

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散骨について

自然葬として現在の日本で人気が出てきつつあるのが、樹木葬と散骨。 次は散骨についてご説明していきます。 散骨、というのはその名の通り「骨」を「散」らすことです。 骨を埋める、納めるとは異なります。

自然葬人気に伴い散骨についての様々な情報がネット上やマスコミから発信されています。 どの情報に信憑性があるのか、情報については精査することが必要です。

散骨とは

散骨は「自然に還る」ことにこだわった葬送方法です。 樹木葬のような墓標なく、あくまで自然の中に遺骨をかえしていくのみ。 とてもシンプルで自分らしい最期を迎えることができるでしょう。

では、どのような気持ちの方が散骨を選ぶのでしょうか。

自然の一部となれるロマンのある葬送方法だから
暗いお墓の中に入りたくない
海や山が好きなので、そこに眠りたい
お墓の管理などで迷惑をかけたくない
親族に気を遣わずに最期を迎えたい
お墓にお金をかけたくない

基本的に散骨はご本人の希望で選ばれているようです。 ご遺族のみの判断で散骨されることは多くないでしょう。

散骨を選択したら

自分は散骨がいい!と、決めた場合。 まずは、周囲の方の賛同を得ることが大切です。 散骨についてはまだまだ一般的な葬送方法とは言えません。

実際にお亡くなりになったとして、散骨をしてくれるのは残された遺族の方です。 ご遺族が反対すれば、散骨はできなくなってしまいます。 近親者のみならず、付き合いのある親族、親しい知人など、誰もが納得してくれていれば、スムーズに散骨の運びとなるでしょう。 しかし、ここのポイントをクリアすることは大変なことだと思います。

実際にお亡くなりになった場合、ご遺族は遺骨を撒いてしまうことに抵抗を感じられることもあります。 生前には同意していたとしても、です。

死後の葬送や供養というのは、亡くなられた方のためでもありますが、残された近親者のためのものという部分がかなり大きくなります。 よく話し合い、自分の気持ちだけでなく、近親者の気持ちを理解した上で最期のかたちを決めていただければと思います。

散骨は「グレーゾーン」である

どうして散骨はなかなか大々的に行われていないのか。
それは、散骨の業者も認めているところですが、散骨という行為が法的に「グレー」だからです。

散骨の法的根拠

遺体や遺骨の埋葬に関しては「墓地、埋葬等に関する法律」と、刑法190条「遺骨遺棄罪」の2つの規定があります。それには決められた墓地以外で遺体や遺骨を埋葬することを禁じています。ですので、散骨についても違法ではないかと長年考えられてきました。
しかし、1991年に散骨についての見解が法務省、厚生省(現在は厚生労働省)から出されました。

法務省
刑法190条の遺骨遺棄罪の規定は、社会的風俗としての宗教的感情を保護するのが目的であり、葬送の目的として、相当の節度を持って行われる限り、遺骨遺棄罪にはあたらない
厚生省
墓地、埋葬等に関する法律第4条は、もともと火葬や遺体の埋葬や遺骨の埋蔵を対象としていて、散骨という撒くという葬法は想定していない

ただし、どちらも正式な文書としては残っておらず、公式な見解とは言えません。

この年、散骨が行われたことに対して、法律を犯したとするのかどうかという点について言及したものです。しかし、これによって散骨という方法が合法であると認められたわけではありません。 ただ、現行の法律では取り締まることはできないという見解を出しただけなのです。

ですので、現在の日本においては「散骨」は法律上白とも黒ともいえない「グレー」の葬送方法といえます。

今後法律で規制されるのか、それとも公式に認められてルールが整備されるのか、動きを見守っていかなければならない問題です。

散骨という葬法は、現在の時点で合法でも違法でもないという認識を忘れてはいけません。

散骨のルール・マナー

ここまでご説明したことから、散骨には様々な角度から注意が必要なことがわかります。

では具体的にどんなことに注意が必要なのでしょうか。

法務省の見解に「相当の節度を持って」という言葉があります。 その「節度」については具体的に述べられていません。 散骨を行う側の自主判断に任されているのです。

ご自身で散骨する場合、業者に委託する場合など様々なケースがありますが、ここではどの業者でも行っているような最低限のガイドラインのようなもの挙げていきたいと思います。

自治体によっては条例での規制がある
法的にはグレーといっても、自治体によっては禁止または規制があるところも。
条例にはきちんと従いましょう。
遺骨のままの形で散布しないこと
明らかに見た目が骨であることがわかってしまうと、遺骨遺棄になります。節度があるとはいえませんね。
そこで、おおよそ1~3㍉以下の大きさに遺骨を砕きます。粉末状にすることで、お骨とわからない形になったと言えるようです。散骨は「遺骨」ではなく「遺灰」を撒くに近いといえます。
場所や方法は周囲の人の宗教的感情を十分に考慮すること
とにかく他の人の気持ちなどを害することは徹底して避けましょう。
自分の家の敷地内に散骨し、風評被害によって民事訴訟に発展、多額の損害賠償の判決が出た例もあるようです。
その他、海洋では漁場の付近なども避けなければなりません。刑法には触れなくても、損害賠償や慰謝料など民事訴訟になる可能性も十分あります。
自然に還らない副葬品は撒いてはいけない
海に散骨するのに、故人の好きだったものを撒きたくてもそれは不法投棄です。
例えば献花はビニールなどの包装ははずしてから行うなど配慮が必要です。
大量の献花やお酒は環境汚染になる
いくら自然に還るものでも限度があります。食品、お菓子も海上、土壌が汚れてしまいます。常識の範囲内で行いましょう。

散骨はご自身でも業者にお願いしてもできるものです。 しかし、トラブルを避けるためには散骨の何が問題なのかを理解しておかなくてはなりません。

実際に散骨をする場合

散骨できる場所、できない場所

どこがいい、悪いとはっきり決めてあるわけではありませんが、「節度」をもって散骨できる場所はどこなのか、挙げてみましょう。

散骨できる場所

自分の私有地
公海上
業者の管理している墓所

散骨できない場所

他人の私有地
条例で禁止されている自治体
川や海など漁業権が付与された場所

そこで現在は船をチャーターしてたら海岸から十分離れた海に散骨するか、私有地の山林などを散骨の場としているのがほとんどのようです。

散骨の種類

散骨業者はほとんどが海洋散骨です。 海上散骨のやり方は大きく分けて3タイプあります。

個人散骨(チャーター散骨)
船を貸しきって行う散骨です。
合同散骨
同時に複数のグループで船に乗り合わせて行う散骨
代行散骨(委託散骨)

散骨業者に遺骨を託して散骨してもらうやり方

金額は個人→合同→委託の順に安くなります。 業者によって、船上でセレモニーを行ったり、散骨時にお花も用意してあったりします。

散骨の注意

ご自分の私有地だからといって、遺骨を「埋葬」することはできません。

あくまで散骨です。 遺骨を撒いて土や枯葉をかぶせる…それは散骨でなく埋葬であるとされる可能性もあります。

ご自宅の庭先に散骨する…というのもおすすめはできません。
まず、ご自宅の庭にお墓を建てることはできません。

墓地以外の土地に遺骨を埋蔵してはならないと法律で決められているからです。 では、粉末化した遺骨(遺灰)を自宅の庭に散骨するとします。

ここだけを見ると、違法性はありません(合法ともいえません)。 しかし、自宅の庭に散骨することでご近所との摩擦が起こるかもしれません。 例えば、精神的苦痛による慰謝料や、土地家屋の資産価値低下による損害賠償など…

周囲の理解を得ることも「節度」のうちなのでしょうか。 十分にご注意ください。

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樹木葬・散骨のお金のはなし

樹木葬や散骨は、他の供養方法に比べてお金がかかりません。 それは、墓標となるものがあまりないこと、ほとんど管理を必要としないことが理由として考えられます。

納骨堂、永代供養墓と骨壷に納めて何かしらの墓標を建てます。 従来のお墓ほどではありませんが、しっかりしたものでしたらそれなりのお値段になります。 そう考えると、樹木葬や散骨はお金がかかる部分が少なくなりますね。

樹木葬のお金のはなし

石のお墓を建てるときには100万円以上かかるイメージですが、樹木葬に関しては100万円を切る価格帯が多いようです。 そして、基本的に永代供養ですし継承者の心配もありません。

お墓にお金はかけられないし、継承者もいない、でも、何もないのも…という時代のニーズに合ったお墓のスタイルなのかもしれませんね。

では、樹木葬にはどのような費用がかかるのでしょう。

里山型 公園型
区画使用料 1区画あたりの料金 1区画あたりの料金
年間管理費 かからないことが多い 管理費込みの場合も多い
かからないこともある
年会費 生前購入の場合に発生することがある
埋葬料金 土を掘って埋葬するため、一回あたりの料金がかかることがある 土を掘る場合に一体あたりの追加料金が発生することがある
骨壷ごと納められたりする場合は特に必要ない場合もある
名前を彫るプレートなど 基本的に置けない 一人当たりの料金が発生することがある
その他 埋葬人数を増やす場合、追加料金がかかることもある

区画の料金

もちろん場所や内容によっても変わりますので、表に打ち出された金額だけで比べることは難しいです。 だいたい20万~100万、150万円といったところでしょうか。

かなりの差がありますが、1区画1名用から5、6名用まで開きもありますし、管理費などその他費用を含む、含まないもありますので、確認してください。 ほとんどのところで、この料金に永代供養料も含まれているようです。

年間管理費

管理が必要な場合、かかってきます。 区画によって遺骨を納められる人数が決まっていますので、その人数になるまでは管理費が必要と言われることもあります。

ただし、永代供養であることが大半ですので、管理費を毎年きちんと納めなくてはいけないことは稀でしょう。 そのあたりは他のお墓の形態と大きく異なるところではないでしょうか。

会費

管理費はかからず、年会費がかかることがあります。
里山型では、自然保護の活動や、お知らせの発送などに利用されることが多いようです。
公園型でも同様に年会費が発生し、イベントのお知らせや供養のご案内などをしてくれることがあるようです。

埋葬料金

樹木葬は土に遺骨を還すことが多いですので、土をしっかり掘り下げてから遺骨を納めてくれます。 その場合の手数料とでもいえるでしょう。
深く土を掘り下げて下から順に4体の遺骨を納めるタイプなどもあります。 1体目、2体目と料金が変わることもありますので、確認が必要です。
施設によって変わりますが、3万円~のところが多いようです。

プレートなど

里山型ではほとんどないと思います。

あくまで自然に還ることを目的とし、墓標などは樹木のみというのが里山型の基本です。 公園型では、樹木1つに対してたくさんの遺骨が周りを囲みます。
どこに誰がいるのかわからなければお参りもできませんし、やはり名前のプレートがあったほうが安心です。 プレート自体は石でできていたり、金属だったり、と様々です。

お一人様につきお名前を彫る料金がかかる場合や、最初から人数分の代金が含まれている場合もあります。 名前でなく、好きな言葉を刻むことができるところもありますので、探してみてくださいね。

その他

区画の設定によっては、人数に制限があるけれど、その料金は実際にお骨を納めるときに追加でかかってくることもあります。 例えば1区画40万円として、最大4人まで入れるとします。

購入を決めた場合はまず40万円で区画を購入。 1体目のお骨を納めるときはそのまま、2体目のときは30万円かかり、3体目は20万、4体目は10万。 合計4名で100万円という計算です。

初めから4名用100万円という価格を表記するところもありますので、見えている金額が何を含んでいるのかきちんと説明してもらいましょう。

散骨のお金のはなし

散骨はやり方によってはただ同然で済ませることができます。

遺族の方がご自身で粉骨し、所有者と周辺住民の許可を取った山林などに散骨する。
このようなことがうまく運べば、ほとんど何の経費もかかりません。

ただし、現実的ではありません。
そのような土地を見つけられるかわかりませんし、散骨は海にという場合は難しいです。

そこで、散骨専門の業者に相談するといいでしょう。

現在たくさんの散骨業者が存在します。 九州にはまだまだ少ないのですが、関東地方はかなりたくさん業者がいるようです。

ほとんどの業者が提案しているのは、他に迷惑をかけにくい海洋散骨です。
散骨専用の船で沖に出て、漁業にも交通にも迷惑をかけにくいポイントで散骨させてくれます。
その際に家族だけで船をチャーターするのか、何家族か乗り合わせていくのか、散骨自体を委託してしまうのかによって料金が異なります。
もちろんチャーターするのが一番高く、委託するのが一番安いわけです。金額はおおよそ10万円~30万円程度
金額によっては船上でのセレモニーなども提案してもらえます。 粉骨の代金も含まれていることが多いです。

数組乗り合わせる場合は乗船できる人数に制限がありますので注意が必要です。

粉骨だけをお願いすることもできるようです。 ご自身で散骨をなさる場合は利用なさってはいかがでしょうか。

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福岡の樹木葬・散骨事情

福岡県での樹木葬や散骨はどのようになっているのでしょうか。

近年、テレビ番組などで「樹木葬」「海洋散骨」などという言葉を目にすることも多くなりました。 ただ、マスコミに取り上げられるのはほとんどが東京近郊のことばかりなのに、まるで日本全国でも同様の動きがあるかのように思いがちです。

福岡での「樹木葬」「散骨」は、テレビで目にするほどの盛り上がりを見せているのか?? その現状に触れたいと思います。

福岡の樹木葬

現在、福岡での樹木葬は、民間霊園で数えるほどのみ。

テレビでの賑わいは、福岡の実態とは遠いものです。 しかし、人気は上昇していますので今後増えてくることが予想されます。

福岡にある樹木葬は「公園型」です。「里山型」ではありません。

墓地として整備された霊園に、シンボルツリーがあり、その周囲にお骨を埋葬する方法です。
樹木は選ぶことができませんが、墓碑があり、名前などを彫ることができます。 ほとんどがお骨を布で包んで土に埋葬する形式です。 区画に対して埋葬できる人数が決まっていて、永代供養であり、管理費等もかかりません。
ただし、埋葬のたびに手数料がかかる場合もあります。
土に還す、ということを望んでいる方にはふさわしい樹木葬の形です。 この場合、後にお骨を取り出すということは不可能ですので注意が必要です。

1ヶ所、骨壷のまま納めて永代供養ができる霊園があります。区画で納められる人数が決まっているのは同じですが、契約年数の供養が終わると、合祀墓に骨壷ごと移されます。 骨壷ごとに安置されますが、取り出すことはできません。
お骨は土に還りませんが、大げさなお墓は必要ない方には喜ばれるタイプです。

金額はおよそ20万円くらいからで、納める人数によって変わります。 骨壷のまま納める場合はおよそ100万円前後です。
他のところに比べて石の量が少し多いこと、骨壷ごと安置できることなどがありますので、若干料金は高くなっています。

東京などで公立霊園が「樹林墓地」を始めて話題になりましたが、福岡では公立霊園での樹木葬はありません。 また、寺院での樹木葬もほとんど耳にしません。
福岡はお墓を建てたいという人もたくさんいます。そんな中で新しく、まだまだ定着していないのが樹木葬です。
九州他県も福岡と事情はそんなに変わりませんが、山間部では里山型の樹木葬も見られます。

福岡の散骨

福岡では散骨はあまり定着していません。 散骨を考える方がいるのは確かですが、福岡の散骨はまだまだ盛り上がっていません。

1つは全国の中ではお墓を建てたいという傾向が強いということ。 また、関東関西の大都市圏に比べると、散骨を扱う会社や団体が少ないということ。

インターネットで散骨をしている会社を調べると、「福岡」というキーワードを入れた場合と「東京」「神奈川」とした場合では、3倍以上の差があります。

新しい会社や団体がほとんどですので、信頼性に不安がある方もいることでしょう。 また、散骨という行為自体が法に触れそうで心配だという気もちもあるかもしれません。

福岡では、直接の申し込みと、葬儀会社が仲介しての申し込みがあります。 取り扱いは葬儀社によって異なりますので、確認が必要です。

料金は団体によって異なりますが、全国的にそんなに変わりはないようです。

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